「チェリーボーイ」や「草食系男子」という言葉が使われるようになって久しい昨今ですが、若い男性の童貞率が最近は増えているそうです。

2013年にコンドームのメーカーで有名な相模ゴム工業が全国の20～60代の男女約1万4000人を対象に行った性体験に関する調査では、なんと20代男性の約40％、30代男性の約10％が童貞という結果が出ています。

(ちなみに処女は20代女性の約25％、30代女性の約5％です。)

そんなに多いとは驚きですね。

ということは風俗に来るお客様にも童貞の人が多くなるので、いつかは接客する機会があるはずです。

そんな時にプチパニックにならない為におススメの接客方法をお教えしましょう。

ついでに「童貞」という言葉についても色々調べてみましたよ。

童貞とは

童貞の歴史

元々「童貞」とは「カトリックの修道女」を意味する言葉でした。

これが1920年代に、宗教的な意味が薄まり、単純に「異性と未経験の状態」を意味するようになります。

そして1950年代に、童貞は主として「性行為未経験男性」を指す言葉になりました。

さらに1970年代に、明確に「性行為未経験男性」のみを指すようになります。

「童貞」=「性行為未経験男性」という使い方は意外に最近になってのものだったんですね。

童貞の価値観

古代ローマの政治家カエサルの『ガリア戦記』によれば、古代ゲルマン人の間では長く童貞を守ると身長が伸び、体力に優れ、筋肉が強くなると信じられていて、遅くまで童貞を守る者は賞賛されていました。

その為、20歳になる前に童貞でなくなってしまうことは恥と見なされていたのです。

童貞を恥と思う人が多い現代とは真逆の価値観だったんですね。

ただ最近は、童貞を恥ずかしいとは思わない人も増えているようで、童貞であることを公言する人もいます。

アニメ、漫画、ゲームなど、いわゆる二次元の世界の女性を恋愛対象としていて、現実(三次元)の女性には興味がないという人も多いですよね。

自分の理想とは違って、思い通りの行動を取らず、不平不満などを言う現実の女性と交際するのは面倒だという訳です。

もちろん現実女性に興味はあるけど、どうやって接したらいいか分からないという童貞君の方が大半だと思います。

童貞に関する俗語

童貞に関する俗語には下記のようなものがあります。

チェリーボーイ

童貞のこと。

元々「チェリー(cherry)」は英語の俗語で「処女」の意味で処女喪失の際の出血をサクランボの色に見立てたものでしたが、「童貞」の意味でも使われるようになりました。

それが日本では「チェリーボーイ」となって男性のみに使われるようになりました。

素人(しろうと)童貞

風俗嬢[=玄人(くろうと)]以外の一般女性[=素人(しろうと)]との性行為経験がない男性のこと。

玄人(くろうと)童貞

一般女性[=素人(しろうと)] 以外の風俗嬢[=玄人(くろうと)]との性行為経験がない男性のこと。

素人童貞・玄人童貞という言い方は、あまり女性の間では使われないかもしれませんが、男性同士では

「お前、もしかして素人童貞？」
「素人童貞じゃねーよ！」

などと言って飲み会の席で盛り上がっていたりすることを耳にしたことがあるかもしれませんので、意味くらいは知っておくといいかもしれませんね。

童貞のお客様への接客方法

少し脱線しましたが、それでは本題の童貞のお客様への接客方法について説明します。

童貞のお客様には下記のように接客すると大体喜んでくれますよ。

恥じらう

童貞のお客様は、当然ですが女の子の裸を見慣れていません。

また、男性は全般的にそうですが、恥じらいのある、おしとやかな女性を好む傾向があります。

ですから恥じらいもなく、いきなり全裸になったりすると引かれてしまう可能性があります。

相手の服を脱がしつつ、自分の服も恥ずかしながら脱がしてもらったりなどすると、少しずつお客様も慣れてきて緊張もほぐれるので、いい雰囲気になってお客様の気分も盛り上がります。

優しくする

童貞のお客様は、女の子の体に触ることも触られることにも慣れていません。

お客様は、少し触られただけでも過敏に反応したり、くすぐったがったりすることもあります。

また緊張してなかなか勃起や射精ができないこともあります。

ですからお客様にキスやボディタッチする時は優しく丁寧にしましょう。

逆にお客様から触られる時は、不器用だったり力加減が強かったりしても怒らずに「もう少し優しくしてね」などと笑顔で接してあげましょう。

導いてあげる

童貞のお客様は、何をどうしたらいいか分かっていません。

ですから自分から手を握ったり、キスをしたり、胸に手を持って行ってあげたりしてプレイに導いてあげましょう。

そして、「ここをこうしたら女の子は気持ちよくなるよ」などと女の子の体の仕組みや感じ方を教えてあげましょう。

褒めてあげる

童貞のお客様は、自身がなく不安なので、プレイの最中や終了後に褒めてあげることも大切です。

など思いつく限りの褒め言葉を言ってあげましょう。

体は色々なパーツがあるので、どこかに必ず褒められる所があって嘘っぽくなりませんし、体のことを褒められると喜ぶ男性は多いものです。

まとめ

このように童貞のお客様には、恥じらいながら優しく導いて褒めてあげると、緊張もほぐれて自信を持ってくれます。

そうすると初めての風俗に大満足したお客様は、また指名してリピーターになってくれる可能性が高くなります。

卵からかえったヒナが最初にみた物を親と思う「刷り込み(インプリンティング)」のようなものですね。

ですから童貞のお客様が来たら、面倒などと思わずに逆にチャンスと思って接客してみてくださいね。