男性セラピストが女性に性的なサービスを行う「女性用風俗」。

昔は知る人ぞ知る「いかがわしい」存在でしたが（偏見？）、レジャー感覚で利用する若い女の子も増えました。

お店も急増していて、都内だけでもなんと全国で150店舗以上あるとか（そのうち、半数以上は関東に集中）！

とは言え、女性向け風俗に対してよくわからない、怖いというイメージを抱く人もまだ多いことでしょう。

女性用風俗に関するそんな疑問に迫ってみます！

女性用風俗の人気が急増した理由

女性用風俗が爆発的に増えた理由――それは、ネットで簡単に情報にアクセスできるようになったからです。

特に、SNSで気軽に情報発信できるようになったことで、ハードルが一気に下がったことが大きいようです。

女性用風俗という存在自体は、昔からありました。

しかし、以前は趣味と実益を兼ねた個人営業だったり、整体マッサージ店で密かに行われる“裏オプション”だったりと実にアヤシイものだったとか。

今の健全なイメージとは全然違いますね。

ところで、女性用風俗を実際に利用しているのは、どんな女性なのでしょうか？

ある男性セラピストさんに聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。

セックスレスや欲求不満に悩む既婚女性

長年連れ添った夫婦（または交際歴が長いカップル）は、セックスレスになったり、マンネリセックスに悩んだりするもの。

そんな欲求不満を解消するため女性用風俗を利用するケースが多いようです。客層は30代半ば～40代の既婚女性が比較的メイン。

パートナーとのエッチで満足できない女性

クリではイケるのに挿入されるとイケない――そんな悩みを抱える女性もよく女性用風俗を訪れるそうです。

基本的に女性風俗は本番（セックス）NGですが、指を挿入してもらい「中イキ」することは可能です。

プロのセラピストなら、普通ではなかなか味わえないポルチオ開発による中イキも体験できちゃうかも！

特定のパートナーがいない女性

独身だけど彼氏を作ったり結婚したりするつもりはないという女性が利用することも多いようです。

出会い系サイトやナンパなどで知り合った男性だと、ストーカーなどの犯罪の被害に遭う可能性があります。

また、相手が既婚者だと不倫ということになり、バレれば慰謝料請求される可能性も。

そうした犯罪や不倫のリスクを避けるために風俗を利用するわけです。

レズビアン・バイセクシャル

レズプレイの風俗を利用するお客様の多くは、もちろんレズビアンやバイセクシャルの女性です。

パートナーがいない寂しさを紛らわす為に利用することが多いそうです。

風俗嬢・AV女優

風俗嬢やAV女優などがレズプレイの風俗を利用することも多いようです。

そうした職業の女性は多くの男性と性的行為をするので男性に飽きてしまうこともあるのでしょう。

他の風俗嬢のサービスを研究する為に利用するということもあるようです。

女性用風俗にはどんな種類があるの？

女性用風俗でも、男性用風俗と同様に本番行為(性行為)は禁止されています。

しかし、それ以外ならほとんどのプレイが可能で大きく下の3種類に分けられます。

出張ホスト（女性向けデリヘル）

出張ホストは、派遣された男性と一緒に映画鑑賞・ショッピング・ドライブ・観光・食事・性的行為などをしてデート気分を楽しむサービスで「レンタル彼氏」とも呼ばれています。

性的なサービスのないデートだけの「デート専門」と性的サービスのある「ヘルス専門」があります。

【サービス内容】

待ち合わせからデート、性的サービスまでがセットになっています。

レンタル彼氏と違い、愛撫やクンニをしてもらえるので肉体的にも満足できます。カラオケへ行ったり遊園地で楽しんだりと、デート内容を考えて恋人気分も味わえます。

【有料オプション】

性感マッサージと同じくバイブ、ローターなどが利用できます。本番行為はなくても丁寧な愛撫で女性の満足度は高いようです。

【サービス時間】

お店によりコース内容に違いはありますが、60分から12時間程度のお店が多いです。時間が長くなるほど割安になる傾向にあります。

性感マッサージ

性感マッサージは、自宅、ホテルなどで男性セラピストにマッサージをしてもらうサービスです。

お店によってはマッサージの資格を持っているキャストが在籍していることもあるので、疲労回復と性的快楽の両方の効果を得ることもできます。

店舗を持たないお店がほとんどで、電話やネットで予約して利用します。

【サービス内容】

アロマオイルを使って全身を丁寧にマッサージし、最後に胸や女性器などの性感帯を手や口を使って愛撫して絶頂に導くサービスです。

おっぱいや全身へのキス、女性器の愛撫、クンニなどもサービスに含まれるお店が多いです。

【無料オプション】

バイブや電マ、動画撮影などのオプションを用意するお店もあります。

また3Pやカップルなどの、複数プレイに対応する店舗も存在します。恋人のようなデートを楽しめたり、性感なしでイチャイチャしたりと豊富なプランが魅力です。

【サービス時間】

性感マッサージコースは90分から10時間と幅が広いです。中には最長72時間のトラベルコースを用意するお店もあります。

レズビアン限定の女性向けデリヘルサービス

女性から性的なサービスを受けられる、レズビアン（またはバイセクシャル）限定のデリヘルサービスもあります。

ボーイッシュな女性や綺麗なお姉さんなど、キャストのタイプもさまざまです。

レズプレイは、女性同士のデートなどの軽いメニューから、本格的な性的サービスまであります。

役割分担には、「タチ(攻め)」「ネコ(受け)」「リバ(攻め受け両方)」の3つがあります。

タチがネコを愛撫するなどして攻め、最後はディルドやペニバンなどを使って絶頂に導くことが多いようです。また、ローターやバイブなどの器具を使う場合もあります。

レズプレイ風俗の利用者は、パートナーがいない寂しさを紛らわす為に利用することが多いようです。

また、レズプレイ風俗は、女性キャストなので安心という理由で利用されていることもあります。

男性セラピストの場合、本来はNGの性行為にいたるなどのリスクがあります。

その点、女性キャストならそうした危険はなく、安心して利用できます。

そうした理由でレズプレイ風俗を利用する女性の中には、「ストレート」と呼ばれる、レズビアンでもバイセクシャルでもない性的マジョリティも多いそうです。

【有料オプション】

レズビアンの女性向け風俗は、豊富なオプションが用意されています。

電マやバイブ、遠隔ローターを始め、ペニパン、逆3P、AF、動画撮影など本格的なレズプレイが楽しめます。

【サービス時間】

60分から10時間まで30分刻みのコース設定が多いです。中には10万円のお泊りコースも。

その他のサービス（添い寝サービス・カウンセリング）など

女性向けサービスは男性風俗とは違って、癒しや安心感を重視しています。

【添い寝サービス】

カフェなどで待ち合わせ後に、ホテルで添い寝をしながら雑談するサービスです。

「辛いとき、悲しいときに添い寝して話を聞いてもららえる」のがコンセプト。会うだけでなく電話やLINEでやり取りするプランもあります。

【カウンセリング】

誰にも相談できない性の悩みなどをセラピストに聞いてもらえるサービスです。

「中イキしたことがない」「セックスレスで欲求不満」といった相談に対して、経験豊富な男性が悩み解決のサポートをしてくれます。

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女性用風俗に関するさまざまな疑問

女性用風俗はどんな男性セラピストが在籍しているの？

女性用風俗の採用条件はハードルが高く、面接をクリアした後も厳しい講習でテクニックやマナーをみっちり仕込まれることが多いです。

そのため、セラピストの質は高く、安心して施術を受けられることでしょう。

専業セラピストもいますが、AV男優や俳優の卵、モデルなどが副業で働いているケースもあります。

ルックス的には長身で細身の今風イケメンから癒し系までさまざまなタイプが揃っていますよ。

女性用風俗はどこまでサービスしてもらえるの？

女性用風俗では本番行為は厳禁です。性器の挿入があった場合は法律で処罰されます。

女性専用風俗は利用客の不安をなくすため、男性セラピストの教育を徹底しています。

特に本番行為や女性が嫌がるプレイに関しては、罰金を支払わせる店舗もあるようです。中にはトラブルを事前に防ぐため、自宅への派遣を禁止している店舗もあるとか。

女性専用風俗で働く男性の中には、大学生やサラリーマンなど昼間の顔を持つ人もいます。

もしもトラブルを起こせば社会的な制裁を受けるため、強引に挿入されるなどのリスクは少ないでしょう。

女性用風俗で性病になる心配はないの？

いくら本番行為がないといっても、喉に性病の菌が繁殖するケースもあるため、衛生面には気をつけなくてはいけません。

ほとんどの女性用風俗では定期的な性病検査が義務付けられています。

もしも女性用風俗を利用する場合は、公式サイトに性病検査を明記しているお店を選ぶと安心です。

女性用風俗を利用する際の注意点

女性用風俗を気持ちよく利用するためにも、下記の点に注意しておきましょう。

「風営法届出済」のお店を選ぶ

コンプライアンスがしっかりしたお店は、警察に「風営法届出」を済ませています。

利用する前に、風営法届出済の記載があるか公式サイトでチェックしておきましょう。

（※違反した場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方が課せられます）

また、受付は携帯やIP電話でなく、固定電話の番号の方が安心。一概に言えませんが、携帯番号を使っている店舗は悪質店の割合が比較的高いようです。

事前に口コミやレビューを確認する

女性用風俗店には数多くの口コミが寄せられています。こうした口コミを事前にチェックしておくことは良質なお店選びの有効手段です。

ただし、レビュー投稿で次回割引などの条件があるお店には要注意。割引券欲しさに良い口コミを投稿する女性も中にはいるからです。

口コミやレビューは複数のサイトをよくチェックすることが重要です。

男性セラピストにハマりすぎない

女性用風俗では女性がセラピストにハマることを“沼る”と言います。

女性用風俗の利用者の中には、男性セラピストに恋愛的な感情を抱いてしまうかたもいるようです。

そうなると自ら本番を要求してしまったり、ストーカー行為に及んでしまったりして何かとトラブルに発展するケースが出てきます。

そうならないためにも、男性セラピストとはほどほどの距離感を持ち、割切った関係を心がけましょう（最悪の場合「出禁」になる可能性もあります）。

もちろん、男性セラピストの方から強引にアプローチされたら拒否るのが吉です！

女性用風俗ってどんな感じ？　まとめ

女性用風俗について、いろいろとご紹介してきました。

女性が風俗を利用する理由はさまざまです。

性的快楽だけではなく癒しを求める女性もたくさんいますが、中には深みにハマって（＝沼って）しまうケースもあるようです。

きっと、男性が風俗に夢中になるのと同じ心理なのでしょうね。

これから風俗で働こうと考えている女性は、お客様のことを理解するためにも一度女性用風俗を利用してみるといいかも知れません。

また、レズプレイに興味があるかたは、研究の為にも一度レズビアン限定の女性向けデリヘルサービスを利用してみるといいかも。

そこで学んだことを自分の仕事に生かせば、今よりも指名を増やせるかもしれませんよ。