風俗エステにはM性感と呼ばれるジャンルがあります。

名前からなんとなくSM的な性感マッサージをするマニアックなサービスだということは想像できると思いますが、具体的にどんなサービス内容になっているかまでは知らない人も多いと思います。

そこで今回はそんなM性感について解説します。

M性感とは

風俗エステは、その目的によって、性感エステと回春エステの2つに大きく分けられます。

性感エステは、男性の性感帯を刺激して気持ち良くさせるのが主な目的です。

回春エステは、男性の性感帯を刺激して回春(「男性機能=勃起力」回復)させるのが主な目的です。

M性感は、性感エステの中の1つのジャンルで、男性が恥ずかしいと思うようなプレイをして興奮させるソフトなSMのようなサービスになります。

しかしSMとは違って、M性感では女性は「S嬢」ではなく「痴女」と呼ばれます。

痴女とは女性の痴漢のことで、女性から積極的に男性を責めるというコンセプトの為、そう呼ばれているのです。

M性感のプレイ内容

M性感特有のプレイ内容には下記のようなものがあります。

言葉責め

言葉責めとは、男性を辱(はずかし)めるような内容のことを言って興奮させるプレイです。

男性が言われたい言葉には例えば下記のようなものがあります。

Mの男性には母親のような口調で優しく叱られたいという願望がありますし、普段女性が口にしないような卑猥な言葉を聞くことで非日常感を味わって興奮してしまうのです。

目隠し、手錠

店によっては男性に目隠しや手錠をすることもあります。

視覚や手足の自由を奪われることで、女性に支配されているという意識が強くなり、興奮が高まるのです。

前立腺マッサージ

前立腺とは、男性の膀胱(ぼうこう)の下にある臓器で、肛門の中の直腸に接しています。

その接した直腸の壁部分は女性のGスポットのような性感帯となっているので、肛門から指やエネマグラ(バイブのような器具)を入れて、その壁部分を刺激するのが前立腺マッサージです。

これをされると、男性は通常のオナニーの数倍の快感が得られます。

その為、その快感を求めてM性感に来る男性が多いのです。

ドライオーガズム

ドライオーガズムとは、前立腺マッサージによって快感の頂点(オーガズム)に達することです。

この時、射精しないので、濡れないということで「ドライ(乾燥した)オーガズム」と呼ばれています。

ドライオーガズムでは女性のオーガズムと同じような快感が得られるようです。

これを経験したことのある男性は少ないので、その快感が得られるM性感にはまってしまうのです。

射精管理(寸止め)

射精管理(寸止め)とは、ハンドフィニッシュ(手コキで射精に導くプレイ)の時に射精の寸前で手コキを止めて焦(じ)らすことです。

男性は簡単には射精させてもらえないことで射精したい気持ちが高まって、さらに興奮してしまうのです。

潮吹き

潮吹きとは尿道からおしっこではない謎の(解明されていない)液体が吹き出すことです。

女性の潮吹きはよく知られていますが、実は男性にもあります(これは男性にもあまり知られていません)。

射精後のペニスは通常より敏感になっているので、刺激を与えると最初はくすぐったいのですが、それを超えると快感がやって来て男性も潮吹きしてしまうのです。

M性感で働くメリット

M性感で働くと下記のようなメリットがあります。

男性から責められない

M性感では、女性が主導権を握っていて責めることが求められているので、男性から責められることがありません。

受け身プレイが苦手な女の子には働きやすくなります。

性病・本番強要のリスクが少ない

女性主導なので、口や性器などの粘膜での接触を避けることができます。

また、基本的にはMの男性しか来ないはずなので、女性の嫌がることをするようなお客様もいません。

その為、性病に感染したり、本番強要されたりするリスクが少なくなります。

単価が高い

前立腺マッサージなどは習得するのが難しい特殊な技術ですので、通常の性感エステより単価が高く設定されている店が多いようです。

また技術があれば、お給料も上がりますし、お客様からの指名も多くなります。

通常の性感エステより来るお客様は少ない可能性もありますが、少ない本数でも稼ぐことができます。

M性感ってどんな風俗？ まとめ

このようにM性感では女性主導でプレイができて受け身にならず、性病・本番強要のリスクが少ないですし、単価が高いので稼ぐことができます。